• ポイントキャンペーン

ヌードルの文化史

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 358p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784760139996
  • NDC分類 383.8
  • Cコード C1020

内容説明

パスタ、ラーメン、担担麺、蕎麦、うどん…麺の源流と未来の姿を、農耕文化の歴史から捉え直す。

目次

序章 ヌードル四千年の歴史
第1章 ヌードル文化九つの舞台
第2章 麺と小麦
第3章 ヨーロッパのヌードル
第4章 アジアのヌードル
終章 ヌードルを超えた食文化

著者等紹介

ナイハード,クリストフ[ナイハード,クリストフ][Neidhart,Christoph]
バーゼル(スイス)生まれ。ジャーナリストおよび政治評論家として多数のメディアで活躍。ロシアおよび東欧、スカンジナビアの研究にあたり、その後特派員として来日。2007年7月より「ジュートドイチェ・ツァイトゥング」(南ドイツ新聞)東京支局長。日本、中国、朝鮮など東アジア地域の報道に精力的にたずさわる

シドラ房子[シドラフサコ]
新潟県生まれ。武蔵野音楽大学卒業。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kubottar

6
挿絵がめちゃくちゃ好み。世界中にいろんな麺料理があって面白い2012/04/10

Christena

4
あらゆるヌードルの歴史を解説した本。著者は日本に暮らすスイス人で中国人を妻に持つ人物。ヨーロッパ、中国、日本の麺文化について、ヨーロッパ人の感覚で語っているところが面白い。とても深い内容だが、堅苦しい学術書とは違い、読んでいてパスタや蕎麦や刀削麺が食べたくなってしまうような分かりやすい文章。セピアカラーの細密画風な挿絵も素敵な本でした。2014/03/26

tama

4
気になっていた図書館本ですが、読み終わるのに時間がかかった。一つは読みにくかったから。「☆☆☆は、どこそこの△△△に似ている」って、どっちも知らんわっ。写真は一枚もなくすべて銅版画風挿「絵」。博物書の如き雰囲気はあるが、絵の「説明なし」なので何の絵かわからんし文章との関連も判りづらい。マニアを自認するひとの道楽本かもなぁ。2013/01/30

kurumi

4
なかなか興味深い。ヌードルの発祥は、中国でもイタリアでもなく、メソポタミア。シルクロードを逆に伝わってアジアへ、ヨーロッパへ。パンも麺も区別なく、中国語の漢字用法からパンは麺の1種だとわかるし、イタリア語の語源も「パスタ」は<穀物粉の生地>を表す。2011/08/14

くさてる

3
麺という食材の歴史を紐解き、世界各国でどのようにそれが発展していったのかを現在の状況をレポしながらまとめた内容で、蘊蓄多めの旅エッセイとしても楽しめる内容です。著者が日本在住で中国人の妻を持つスイス人という個性から来る視点も面白かったです。2012/09/12

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/3982272
  • ご注意事項